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 当社は、1971年にヘリウムガスの用途開発として極低温事業に参入し、小型ヘリウム冷凍機の開発、製品化、その応用製品としてクライオポンプを市場投入し、国内デバイスメーカーから認知されました。その後、1993年に超電導技術を導入したことで、極低温、真空、超電導という低温物性測定に関する技術の全てを社内で網羅することができました。
 その結果、冷凍機クライオ計測システムでは、光学、電気抵抗、精密磁場特性ならびに磁場中測定が可能なヘリウムフリーマグネットシステム、クライオプローブ、分光器の冷却システム等を、供給することが可能となりました。それにより、大学、官公庁の研究機関ならびに民間の研究所へ多数の実績を作ることができました。現在では、特徴のある国内・海外メーカーから積極的に製品を導入することで、さらに事業の幅が広がり、高品質で特色のあるシステムを供給することができるようになりました。
 また、これまでの冷凍機冷却による超電導マグネット及び試料冷却クライオスタット製作技術の蓄積を元に、4KGM冷凍機を用いた希釈冷凍機を商品化いたしました。今後、幅広い温度領域における物性測定ニーズにもお応えいたします。
 弊社の製品、技術をお知らせするとともに、みなさまから『こんな製品が欲しい!』等の声を広く集め、ニーズにあった製品を規格化し、さらに高品質、安価な製品を供給することができるものと確信しております。今後も皆様のご支援、ご愛顧をお待ち申し上げます。