当社は、1905年に高圧ガスの商社として創業いたしました。その後、1939年に水素ガスの販売を開始し、1942年には水素充填工場にて製造も開始致しました。ガスサプライヤーとしての長年の経験を生かし、これから訪れる水素社会実現に向けて様々な形で水素の研究や素材開発を支えて参ります。

PCT特性測定装置は、物質が水素を吸放出するときの特性(P:圧力、C:吸蔵量、T:温度)を測定する装置で、ジーベルツ装置とも呼ばれるものです。主に水素吸蔵合金やカーボン系素材の水素吸蔵特性を測定しますが、水素以外のガス吸蔵特性の測定も可能です。

 当社が独自に開発したPCT特性測定装置は、当社の高純度ガス配管の経験を生かし開発がなされました。
 また、その独創的なソフトウェアにはご好評を頂いております。そのソフトウェアはバルブが自動開閉して吸放出動作を行い、リアルタイムに吸蔵グラフを表示し、誰でも簡単に高精度なデータを取ることができます。
 ソフトウェアの言語仕様には日本語と英語がラインナップされており、国内の留学生の多い大学・研究所様でもお使いいただいております。本装置のハードウェアは、(1)ガス供給系、(2)制御系、(3)測定系、(4)真空系、(5)恒温機器の5機構で構成されています。
 当社装置はスタンダードな1チャンネル測定モデルから、多量のサンプルを同時、またはランダムに測定できる「多チャンネル型」をラインナップしております。当社では1~6チャンネルまでの設備を製作することが可能です。

PCTソフトウェアは、Windows7に対応しております。WindowsXPからWindows7に移行するお客様は、是非、ご相談ください。

※評価時の画面をご覧いただけます。※システムの構成例の図面をご覧いただけます。(1091KB)
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